読書 感想 文 モモ 名言

発行者: 18.12.2020

この物語の主人公はモモという女の子。 身なりはみすぼらしく、出自や生い立ちは最後までわからない謎の多い女子です。 このモモちゃん。 傾聴能力がすこぶる高く、彼女といると大人も子どもも、みんなが心を許し、語り、癒され、彼女を好きになります。 モモのまわりでは時間がゆったり流れ、楽しく、暖かい。  モモも、モモの近くにいる人たちもみんな幸せでした。. いかがでしたか? 私自身はこれまで『モモ』を3、4回読んでいるのですが、読むたびにこのお話が刊行されたのが、年だということに驚いてしまいます。それはいつ読んでも、今目の前で同じようなことが起きているのでは!? と感じるから。今から10年ほど前に読んだ時もそう感じたのですが、今回記事を書くにあたり読み直してみても、10年前に読んだ時と同じように感じたばかりか、さらにエンデが『モモ』で投げかけている警告がますます加速しているように思えました。 エンデが警告している「時間」へのメッセージは、この先何十年、何百年たっても変わらず、人間が持ち続ける永遠のテーマなのでしょう。だからこそ、『モモ』を読むことで、時間の大切さや、真に豊かに暮らすとはどういうことなのか? について読者である私たちは何度でも考えさせられ、気づかされるのではと思うのです。どんなに時がたっても変わらない普遍的なテーマに言及している『モモ』。『モモ』を読むたびに名作ってすごい! と思わせてくれるのも、読む醍醐味です。.

大人になってから読んで感動 小学生のとき、一度読んだのですが、途中で挫折した本。 気になって気になって、大人になってからですが読んでみました。.

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。. だからきっと私の効率化したい欲自体は悪いことではないのだと思います。むしろ、時間泥棒に時間を奪われないようしっかりタイムマネジメントできているじゃないかと、自惚れかけています 笑 問題なのは、手段が目的になってしまい、効率化して得た時間に無自覚になることがいけないのだと思います。その無自覚に、時間泥棒たちは付け入ってくるのかもしれません。. 出版されたのは、私が生まれるより前の年。半世紀近く前の作品なのに、今読んでもまったく違和感ありません。むしろ今の方がセリフが心に響く。 半世紀前に、今に通じるような社会の軋みを感じる感覚を持っていたのかと思うと、作者の感覚の鋭さに驚きます。 最近になってやっと、「マインドフルネス」や「持続可能な社会」など、人が人らしく生きられるような考え方が出てきましたけど、それまでは「馬車馬のように必死に真面目に働くことこそが是」という社会でしたもんね。.

物語では、時間泥棒によって無駄な時間は減り、効率よいことが良しとされ、余計なことはしない、という世の中になってしまいます。子どもも大人も楽しくなくなってしまうのですが、 時間泥棒がしていることは良く言えば「社会の効率化」です。むしろ良いことなんじゃないか 、とも思えます。. ミヒャエル・エンデは作中で「時間とは、すなわち生活だ」と述べています。灰色の男たちに時間を奪われた街の人は、残りの時間を1秒でも無駄にしないようにと、心に余裕をなくして休む間もなく働き続けるのです。 「仕事をさっさとやって、よけいなことはすっかりやめちまうんですよ。ひとりのお客に半時間もかけないで、十五分ですます。むだなおしゃべりはやめる」(『モモ』より引用) お客さんとおしゃべりをしながら髪を切っていた床屋さんは、灰色の男たちのこのように言われ、店の中に大きな時計をかけて効率のみを重視した接客になりました。それまでモモを訪ねていた人も、誰も姿を現さなくなります。日々を楽しむ余裕はまったくありません。 灰色の男たちは人々から時間を奪っているのですが、それはつまり、時間だけでなく、その人にとってもっとも大切なものを奪っているということ。しかし誰もそのことに気付かないのです。 現代社会においても、「効率」「コスパ」などが重視される風潮があります。仕事をするうえではもちろん大切なことではありますが、時間に追われるばかりで本当に大切なことを見失わないよう、ミヒャエル・エンデは読者に呼び掛けているのでしょう。.

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書く時のポイント 2. 最後のページを読み終わった晩、私自身が時間の花の夢を見ました。 幸せな、カラフルな夢でした。 モモに時間の花を貰ったのかもしれません。 ミヒャエル・エンデは天才だ・・!とあらためて強く思いました。 (10月さん 30代・ママ 男の子8歳).
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モモはじっくり考えてみました。  「時間はあるーーそれはいずれにしろたしかだ。」思いにしずんでつぶやきました。「でも、さわることはできない。つかまえられもしない。においみたいなものかな? でも時間て、ちっともとまってないで、動いていく。すると、どこからかやってくるにちがいない。風みたいなものかしら? いや、ちがう! そうだ、わかった! 一種の音楽なのよーーいつでもひびいているから、人間がとりたてて聞きもしない音楽。でもあたしは、ときどき聞いていたような気がする。とってもしずかな音楽よ。」.

どんなお話? 1. 物語では、時間泥棒にそそのかされるきっかけの多くが「もっと有名になりたい」「もっと裕福になりたい」という富と欲でした。でも、効率良く働いて生まれた時間は、時間泥棒にとられてしまうし、富と欲はさらなる富と欲を生むし、今の状態を保つために動くことをやめられなくなってしまいます。 人によっては走り続けるうちに効率化をし始めたきっかけも忘れてしまいます。 ときどき止まって、 何を求めていたのか思い出したり、効率化して得た時間が手元にきちんとあるか振り返りをして、そして、その手にした時間を誰かと語らったり、笑いあったりできれば、効率化もして、時間を盗まれず、暖かい世界も手にすることができるんじゃないかなぁ 。. 楽しくもないのに無駄に強制力があり、まったく効率化もされていない。 私からみれば、 「子どものため」という大義名分のもと、無償の協力を強制されるPTAの仕事がそもそも時間泥棒 なんです。 そんな時間泥棒に渡す時間は最小限にしたい。 自分の家庭の時間、自分の仕事の時間に割きたい。だからPTAなどの保護者組織の非効率さに心底うんざりするし、みんながイヤがっているのに改善提案すら言い出しにくい同調圧力を感じると本当にがっかりしてしまうんだろうと思います。.

出典 生越達()「『モモ』における時間性:教育における計画再考」『茨城大学教育実践研究』Vol.

ミヒャエル・エンデ『モモ 時間どろぼうと…』あらすじ・読書感想文・名言

おすすめ児童書 本棚ストーリー. コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。. 時間泥棒に言いくるめられた大人みたいでイヤですが、正直言って、私自身、効率の悪い作業はキライです。会社の作業でも、PTA業務も、息子のミニバスの親組織も、 「効率悪…。」 と思うことが本当にたくさん。 PTAはまだ係になっていないので実際は噂だけですが。 改善できれば楽しいですが、そんな改善提案は喜ばれない状況がほとんど。声をあげるだけでびっくりするほどの白い目で見られます 笑 。.

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読みながら、記憶に残っていた以上にエンデの描くイメージの豊かさ、 その描写力に驚きました。 立ち上ってくるイメージのなんて豊かなこと・・!! 息子には少々抽象的で難しかったであろうマイスター・ホラの話・・ 時間の花が咲いていくところなんて本当に哲学的で宗教的ですらあります。 でも息子も面白くワクワクしながら楽しめました。 頭の中できっと灰色の男達やベッポやモモをたくさん描いたでしょう。 挿絵は少しあるものの、モモの顔は分からないし、ちゃんと描かれているのは亀のカシオペイアだけですものね。. 大人も楽しめる児童書おすすめ5選!家に一冊置いておきたい 児童書は子どもだけが読むお話とは限りません。なかには、大人も楽しめる秘密があります。それは児童書が、端的に「生きること」や「人生について」解りやすく語りかけてくれるところです。大人になってこそ読みたい、そんな児童書をご この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。 サポートをする.

どこよりも分かりやすい『モモ』読書案内 1. 出典 livedoor.

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どこよりも分かりやすい『モモ』読書案内

読者をハッとさせたり、深く考えさせたりする名言が多数登場する『モモ』。いくつか紹介していきます。 「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな」 「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ」(『モモ』より引用) この2つは、道路掃除夫をしているベッポの言葉です。彼は自分の仕事を気に入っていて、とても大切な仕事であることを自覚していました。長い道路を請け負った時の心構えや、仕事への向き合い方が胸に響きます。 「モモ、ひとつだけきみに言っておくけどね、人生でいちばん危険なことは、かなえられるはずのない夢が、かなえられてしまうことなんだ」(『モモ』より引用) これは、モモのもうひとりの親友ジジの言葉です。灰色の男たちによって、「ひとかどのものになる」という夢を叶えてもらったジジ。「お金持ち」で「有名人」になります。 しかしその代償として、自分自身を見失ってしまうのです。観光客が楽しい気持ちになれるように面白おかしく物語を話していた彼が、嘘を嘘だと知りつつ話すイカサマ師に成り下がってしまいました。自分にとって本当に大切なものは何なのかを考えさせられる名言でしょう。.

出版されたのは、私が生まれるより前の年。半世紀近く前の作品なのに、今読んでもまったく違和感ありません。むしろ今の方がセリフが心に響く。 半世紀前に、今に通じるような社会の軋みを感じる感覚を持っていたのかと思うと、作者の感覚の鋭さに驚きます。 最近になってやっと、「マインドフルネス」や「持続可能な社会」など、人が人らしく生きられるような考え方が出てきましたけど、それまでは「馬車馬のように必死に真面目に働くことこそが是」という社会でしたもんね。.

テーマ:「モモ」と「灰色の男たち」の戦い 2.

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Kojika 27.12.2020 21:01 答える

エンデ好きになるきっかけの本です この本と出逢ったのは、まだ学生の頃。 オレンジ色の紙製ケースに入ったこの本を、 ドキドキしながら引き出して読んだ事を覚えています。. 大人になってから読んで感動 小学生のとき、一度読んだのですが、途中で挫折した本。 気になって気になって、大人になってからですが読んでみました。.

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